最近ビリーズブートキャンプにドはまりしている。マスクをつけてやることで現役時代の強度で有酸素運動を保つことができる。ランニングをするための柔軟性や体幹がまるでなくなってしまったので、とにかく脂肪を落として軽くすることが最優先事項である。
さて、こんな話をするのはきっとIRONMAN後に体重が増え増えしてしまったのだろう・・・というのは内緒にしてほしい。話が逸れてしまったがIRONMANの話に戻ろう。
飛行機が長すぎる
成田(14:30発)からオークランド(10時間30分)
2時間ほどの待機
オークランド(7:50発)からタウポ(1時間)
と乗り継ぐ飛行機旅。全部合わせて半日以上かかる。もはやこれもIRONMANということでよいのではないかという気がしていた。(そんなはずは全くないことは当日思い知ることとなる)
前章でも話したのだが、ほとんどの人間がCO2ボンベを持って行ったため、まさかの別室案内となった。その検査場が遠い。空港のニュージーランド航空の受付からボンベなどの申告があった荷物に対しての検査場まで普通に3~4分かかった。なんならそれまでの手続きで他の搭乗者よりはるかに時間を要した。10時集合にしていたが、最終的にチェックインを終えたのは12時半と、最終搭乗まで1時間半と結構かっつかつだった。
役に立った便利アイテム、正直いらなかったアイテム
さて、ここからはエコノミークラスに乗るうえで持ち込んだアイテムの中でよかったものとそこまでいらなかったものを紹介しよう。
旅行用まくら
いまさらかもしれないがこれがあるだけで睡眠は圧倒的に快適だ。ないと肩回りが死んでしまうのでほぼ必須と言っても過言ではない。
席に敷くもの
僕はおしりがすぐ痛くなるので腰掛(?)はとても助かった。ありがとうマイマザー。
✖ フットレスト
空気を入れて膨らませるアイテムだが、スペースが狭いうえに普通に邪魔。なんならCAさんに没収された。ひとしくん人形じゃないんだぞ。(世界ふしぎ発見!最終回と聞いて悲しんでます。)おそらく先頭の座席であれば重宝したかもしれない。
入国審査の失敗(別に強制送還されたわけではない)
はじめに
さて、また面白くない話に戻る。ニュージーランドは独自の生態系を築いているため、外部からの食品、土に対してめちゃくちゃ厳しい。土が盲点で、歴代の先輩にはランニングシューズについた土で厳しく問われることがあったそうだ。税関審査の時に聞かれるので、あらかじめ土は落としておくのが良いだろう。ここまで聞いたうえでいないとは思うが寿司が食べたいからと言って生魚を持っていくなどするとそれはもうすごいことになる。
なぜか通らない入国審査
なにしろ着陸が朝の5時、体感は深夜3時とかなのでくそほど眠い。そんな状況で入国審査を受けなければならないので、普通にガバが起きる。機械化された入国審査でトラブル。なぜか通過できる33期、なぜか通過できない31、32期と完全に分断されてしまった。
さて、ここで一つ大きな問題が起きた。33期はとてもEnglish Men揃いなのでほとんど困らないが、私と菅家さんはビギナァイングリッシュメンズだ。こうなってしまうと入国審査官が優しいことを祈るしかなくなってしまう。私の審査官は超が3回ついても足りないくらい優しい人で、NZeTAをやったがはじかれた、という旨を話したら普通に通してくれた。それでよいのかと心配にはなるが、ありがたい。
ところが菅家さんの審査官は良くも悪くもザ・役人だった。困ったことに一回目の審査で誤解があったのか、はじかれた後死ぬほど長蛇の列ができてしまい、30分ほど待たされるというトラブルが起きてしまった。そして33期、我々を置いていったため誰がどこで何をしているかわからない、#団体行動とは となってしまった。
NZeTAをもっと早くやってればこんなことにはならなかったので要反省である。
失敗2:補給食は大げさな検査にはならない
これにとどまらずさらに集団を分断するイベントが起きてしまった。バイク練じゃないんだぞ。入国審査を抜けた後、税関検査があるのだが(NZeTAで申告可能)、ここでもまたトラブルが。
税関検査に行く上では「申告物あり」「申告物”特に”なし」の2手に道が分かれている。ここまでの話を踏まえると確かに補給食やインスタント系の食べ物は一見すると前者に行くべきのように思えるが、実際は特になしのほうで税関に「トライアスロンに出るから補給食のゼリーをもってきたよ」という旨を話せば十分だった。
ここで申告物ありのほうに行くと最悪の場合カバンを全オープンで一から見せることとなり、それはもうえらいことになってしまったそうだ。これで数人が集団からちぎれ、3グループになってしまった。
国際線にも国内線の荷物預け場があるくせに国内線ターミナルは徒歩10分、トホホ~wwwwwwwwww
最後の集団分断エリア。国内線乗り継ぎのためいったんすべての荷物を改めてチェックする必要がある。ようやくここで私と菅家さんは岡村、山口、二上、猪原、佐藤に追いついた。
国内線受付はなぜか国際線ターミナルにもあり、チケット発行まではできる謎仕様。国内線ターミナルは歩きで10分なのでハードケースをあずけ、ようやく国内線ターミナルにて全員合流した。頼むから団体行動をしたい。
自家用ジェット・・・???
予約の時点で予感はしていたが、オークランドからタウポへの飛行機がくそほど小さい。50人程度で満席になるような飛行機は初めてかもしれない。この後、この小さな飛行機をめぐる珍事が・・・???
到着、そして設営。
最大サイズのハイエースで移動。これでもなお荷物は乗り切らなかったのであきらめて2往復。ありがとう菅家さん。宿は空港から10分前後。会場からも10分前後なのでアクセス良しである。
これから使い倒すエアビ。思ったより大きく、広い。しかし天気が悪い。
到着がチェックインより速かったため、ガレージだけお借りして先に自転車を組み立てる。
初日ということもあり、チェックインまでの時間でスーパーマーケットも行った。写真がないのが申し訳ないが、やはり牧草地に恵まれているだけあって肉が安くておいしい。二上シェフがおいしく焼いてくれた。
ビリヤードと卓球。
スホ〇ッチャでしかやらないであろうコンテンツであるビリヤードと卓球。このブログを見てくれている読者の多くは知らないかもしれないが、私は球技が一切できない。普通に人に迷惑をかけるタイプの運動音痴なので見物だけだったが、非日常の中でする非日常はより楽しいものである。ど田舎もど田舎なので近隣住民の概念がほぼないのでよほど無茶しなければ怒られない。
さて、英気を養ったところで疲れが限界を超えてしまい、爆睡太郎してしまう。2日目・・・と行きたいところだが移動があまりに珍道中だったので2日目以降~前日にしてブログを書こうと思う。全部書いてたら時間なくなっちゃからね、しょうがないね。いつになったらレースの話できるんだろうね。